気になる症状、まずはご相談ください。
発熱・頭痛・せき・くしゃみ・腹痛・食欲不振・体調不良・動悸・胸痛など、自覚症状がある場合や、
どの科を受診したらよいかわからない場合などは、まずはご相談ください。
花粉症、気管支喘息、過敏性腸症候群、漢方相談等も承ります。
尚、当院ではコロナ禍当初から、コロナウイルス検査、インフルエンザウイルス検査は行っておりません。
2023/5/8のコロナウイルス5類感染症への移行後も同様ですので、ご了承下さい。
また、来院される方には、感染弱者保護のため、引き続き院内でのマスク着用をお願いしております。
生活習慣病ってどんな病気なの?
身体によくない生活習慣の影響により、発症してしまう病気のことです。
当院ではこのような生活習慣病の代表である「高血圧症」「糖尿病」「脂質異常症」などの治療を
積極的に進めています。これらは通常、無症状であることが当たり前です。
また、尿酸値が高い方や、睡眠時無呼吸症候群の疑いのある方、
客観的な評価で病気への介入が必要なのに放置されている方が多くみられます。是非、一度ご相談下さい。
高血圧症とは、血圧が正常値よりも高い状態にあることをいいます。
高血圧症は多くの場合、自覚症状がほとんどないままに進みます。しかし放置しておくと、血管が固くなり、
血液が流れにくくなります。血液はさまざまな細胞に酸素や栄養素を送り込む役目を担っていますが、
高血圧症になるとこれがうまくいかなくなり、多くの合併症を引き起こすようになります。
高血圧は、ときに心筋梗塞や脳卒中のような命に関わる疾患を招きます。
そのため、治療指標見合った値になるように血圧を調整していくことが求められます。
運動不足や塩分の摂りすぎは高血圧症の増悪原因となるため、まずはこれを避けましょう。
また、必要に応じて投薬治療を受ける必要があります。
私たちが摂取した食べ物は、「ブドウ糖」となって体を動かすエネルギーとして使われます。
そしてこの糖の代謝に関わるものとして、「インスリン」があります。
インスリンは、ブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込む役割を果たすとともに、
ブドウ糖が血中に残りすぎないように調整するホルモンでもあります。
しかし、摂取する食べ物の量が多すぎたり、インスリンの出が悪かったり、
インスリンの力が弱かったりすると、糖が体内に残ることになります。
この残った糖は長期的には心臓病や腎不全、四肢の切断などにも繋がるものです。
そのため、糖尿病もまた、早期の発見と介入が必要です。
※糖尿病に関しては、生活習慣以外が要因となることもあります。
脂質異常症とは、中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常が出ている状態をいいます。
高脂血症状態が続くと、血管の中に余分な脂がへばりつきます。
このへばりついた脂は、血液の流れを阻害し、細胞に栄養と酸素がいきわたることを邪魔します。
その結果、心臓や脳などに関わる重い病気をもたらす可能性があります。
いわゆる「グルメな生活」+「運動不足」によってもたらされることが多いといえますが、
以前ほど食事制限をすることの意義が薄れてきているという事実もあります。
しかしながら、他の生活習慣病と同じく、日ごろの生活週刊習慣の見直しが重要です。